「酒は呑んでも呑まれるな」とは、よく言いますが・・・
あまりに酔わないのも自身だけではなく、
お相手も面白くなくかえって気を使わせますね。
せっかくですから、良い加減で酔うことも大切だと思います。
上座下座やお酒の注ぎ方などマナーは大事ですが、
そればかりに囚われるのも楽しさを半減させるので、
マナーを踏まえつつ臨機応変さが大切です。
目上の人と乾杯するときはグラスを下にする、
先に箸をつけない等のマナーは当然知っているべきですし、
知らないのなら論外ですから学んでください。
だからといって間違っても、
おもてなししている自分に酔わないように…。
ご自身で手尺するのが良いという人は、
そうさせてあげましょう。
私は起業して10年になりましたが、
どこぞのセールスマンかと思わせるような接待態度を、
すぐに得意気にだす起業家をたまに見かけると
「センスがないな」と感じます。
それと有意義な場にするためには、
自分も楽しみつつお相手のことを気持ちよく
理解するための質問
…リサーチと考えると堅くなりますが、
質問と共感のキャッチボールを繰り返すと、
時間を忘れて盛り上がると思います。
共感も、ただ合いの手を入れるという野暮ではなく、
自分の経験や意見を述べつつ、
さりげなく共感を示すなど、
個々人の工夫が欲しいものです。
ただし、愚痴の言いあいにはならないように。
起業家は本来、特に孤独なものです。
その前提は忘れずに。
「仕事関係と呑むのは控える」という人もいますが、
私は意識的に仕事の関係者と呑むようにしています。
それでしらふでは見えなかった一面が見えるのですし、
見せられる。
「一期一会」というのは、何も初対面の方だけではなく、
複数回、お会いしている人に対しても、
会う度、その一瞬一瞬が一期一会です。