●戦術の取捨選択は自己責任


今まで取り組んだことがなかった手法や商品の導入を、いざ、検討さ

れる段階になると、知り合い業界通?に相談されることも多いようです。



 場合によっては、それらの方々を「わが社のブレーン」などと呼ぶ方

もおられますが、これほど見当違いのこともありませんよね。



 言うまでもないことでもありますが、信頼できるお知り合いとはいえ、

外部の人間である以上、その方が、最も重要視されるのは、所属してい

る企業の収益であり、あなたの収益は、その次ではないでしょうか。

こういった方々の中にも、非常に優れたコンサルティング力や実践力

がある場合も、確かにあります。

 

 その信頼関係は非常に大切ですが、シビアに見ると、ほとんどの場合、

業界の先入観で溢れており、その提案の取り扱いも難しく、あまり意義

のあるお言葉をいただけないのが現状のようです。



 導入を急ぐ余り、商材や手法の性質が、御社に合っているか、充分に

比較・検討しないままに、導入するのは、危険、ではないでしょうか。 



 ユーザーが比較検討を、徹底していく傾向が強くなっているご時世で、

商品提供側が、何故、いつまでも過去の手法に捉われるのか、不思議に

みえます。