今まで様々な異業種交流会に参加しても、 「大体は名刺の数が増えるだけ・・・。」、「ビジネス効果と考えると・・・。」


今まで様々な異業種交流会に参加しても、 「大体は名刺の数が増えるだけ・・・。」、「ビジネス効果と考えると・・・。」





「たまには効果が得られるけど、

参加費用と時間ばかりがかかって、

 ビジネスとして考えると、実際、どうなのだろう?」



 これは、ここ8年に渡り数々の

 異業種交流会に参加し続けてきた、M社長の忌憚ない感想だ。



 M社長もタラタラと参加していただけではない。

 

 参加後、名刺交換と挨拶していただいたことへの

 御礼メールは必ず全員に送っていたし、

 意味がありそうだと思える相手には、

 近いうちに直接アポイントをとり情報交換を続けていた。



 当然だが、一方的で強引なセールスなどは一切せず、

 情報交換や人脈紹介に務めた。

 そのかいあってか、その中には、

 今でも関係が続いているパートナーもいるという。



 それでも多くの異業種交流会には

 物足りなさを感じていたのも事実だ。

 読者の皆様は、いかがなものだろう? 



 様々な異業種交流会に参加して、

 ビジネスとして求める効果が、

 どこまで得られているのだろうか?



 おそらく多かれ少なかれ、

 M社長と同様にお答えになる方が多いのではないだろうか?



 とはいえ、やはり異業種交流会に出席される方々は、

 前向きな方ばかりなのが通常だ。



 そのような場はとても楽しく、様々な出逢いが得られ、

 有形無形な学びがあるのも事実。



 しかし、その中でどれほど具体的な人間関係や

 ネットワークを構築できるかは千差万別である。



 勿論、ビジネスに捉われない関係も非常に大切である。



 だが、今を明日を生きる事業家である以上は、

 経済活動を踏まえた交流が実質的に効果的に行えてこそ、

 求める深い関係が始まるのではないか? 



 つまり、共に事業展開していける人間関係の中でこそ、

 分かり合えるものも大きく深いのではないかということだ。



 現実主義で、価値ある成果を追求し続けることが

 肝要なのは言うまでもない。