知らず知らずトノサマバッタ


マーケティングや広告を考えるときに、

または接客しているときに、



知らず知らず「トノサマバッタ

になっていませんか?



つまり、どこかで知らず知らず、

殿様商売のようになりつつないか?





よく考えてみましょう。





あなたが普段、

当たり前のように使っている専門用語・業界用語、

これはシロウトさんにはツーカーではありません。



これはすぐわかりますね。



そして、これをわざわざレクチャーするのは、

うっとうしく嫌味になりがち、ということも。



お客様は、その商品・サービスの

通(つう)になりたいわけではありません。



そういう人もいるでしょうが、極稀でしょう。



欲しいのは、その商品・サービスを使うことによる恩恵、

それだけなのが通常です。



ですから、広告においても接客時も、

専門用語・業界用語はわかりやすい表現に変えるのが良いのです。



それだけではありません。



広告構成もデザインも話の運び方(ストーリー)も、

全て、顧客視点に合わせるように努めるのです。



こう言うと・・・

「先生。そんなのわかりません・・・」という声が、

苦笑いと共に聞こえてきそうです。



ハイ。わかりません。



人の気持ちなんて、

そうそう深くまでわかるものではありません。



それも、家族でもなければ恋人でもない、

友人でもなければ尚更です。



予想するしかないかもしれません。



ですが、

何度も何度も、予想するのです。

もっというならば、プロファイリングのようなものです。



寝ても覚めても考えてください。

お酒を飲んでいても考えましょう(^^)



彼女に「私と仕事、どっちが大事なの?」と、

ベタトークされたら「仕事」と笑って応えるのが、

良いかも?しれません(^^)



本当に、こんなこと言う人が

どれぐらいいるのかわかりませんが、

私ならそれで怒るような相手ならいてほしくないです。



それはそうと、お客様をプロファイリングするような、

そのシンクロ率が高まったとき、

広告の反応率は、ダントツに高くなり、

費用対効果はとてもよくなるのです。



ですから、【価値がある思考】なのです。



ここを手を抜くのは、今や、

殿様商売のようなものです。



財布の紐がゆるく、

かつ、商品の情報が今日ほど出回っていないときならまだしも、

こんなことは過去の遺物で、

今や、ユーザーさんは情報の取捨選択は自由自在なのです。



どんなに良い商品・サービスでも完璧はないと思います。

探せば、いくらでも他に良いものがあるかもしれません。



品質で勝っていなくても、

コストパフォーマンスで勝っているとか、

流通(配送)面で勝っているとか、

提供スピードで勝っているとか、

評判で勝っているとか、

接客で勝っているとか、



そして、人間関係で勝っているとか・・・。

いくらでも勝負どころはあるのです。



品質だって、あなたが知らないだけで、

他に良いものがあるかもしれません。



場合によっては、

お客さんのほうが知っていることもありえます。



このように、顧客満足全体で勝っていなければ、

お客様は他に流れても仕方ないと思ってください。



それこそ、手から零れ落ちる砂のように・・・。



顧客流出を防止する最初の一手は、

最初の接点である広告によるところも大きいのです。



いかに顧客のことを考えた広告にしているか?

これが第一印象を大きく左右します。



ここがお客様との、または見込み客との人間関係、

信頼関係への第一歩なのです。



トノサマバッタはかっこいいですが、

黒っぽい色で、寿命も他のバッタに比べ短いのです。



寿命の長いリアルなビジネスをしませんか。



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