顧客獲得が遅々として進まないのは、どうして?


 これには、3つの大きな理由がある。

 まず、その一つ目。



●商品やサービスを説明する能力だけでは、

   顧客を獲得できない時代になっている、

     その認識が習慣になっていないからだ。





 「俺は、一度つかんだお客は絶対に離さないよ」

 「俺の話を聞けば、10人中9人は買うね」


  高らかに言う営業マンがいる。



いやはや、これは

「俺は魚がいるところに行けば、必ず、釣れるよ」

 そう言って自慢しているようなものですよね?



 

 昨今、最大の問題というのは、

 そもそも目の前から見込み客がいなくなっていること。



 今まで営業マンは、目の前にいる見込み客に

 商品を売る方法については、かなり教えられてきた。



 商品知識をつけ、セールストークを覚え、

 そして、顧客から信頼されるように人格を磨いてきた。



 しかしトップセールスマンも、

 目の前で話を聞いてくれる見込み客がいなければ

 その能力を発揮できない。



 かつては商品を求める人が多かったので、

 比較的、カンタンに見込み客が見つかった。

 これは過去の遺物である。



 たが、今は「モノは欲しくない」と誰もが言う時代。

 目の前から見込み客が消えてしまっているのですよ?



 こういう時代になって、

営業マンは、どのようにすれば、

顧客が捕まえられるのかわからない。



そして、孤独に悩んでいる。



「見込み客がいない状況で、

どのように営業すればいいのか」
については、

なかなか具体的に教えてくれないからである。



 1つめの理由に関しては、ここまでといたします。