顧客獲得が遅々として進まないのは、どうして?
まず、その一つ目。
●商品やサービスを説明する能力だけでは、
顧客を獲得できない時代になっている、
その認識が習慣になっていないからだ。
「俺は、一度つかんだお客は絶対に離さないよ」
「俺の話を聞けば、10人中9人は買うね」と
高らかに言う営業マンがいる。
いやはや、これは
「俺は魚がいるところに行けば、必ず、釣れるよ」
そう言って自慢しているようなものですよね?
昨今、最大の問題というのは、
そもそも目の前から見込み客がいなくなっていること。
今まで営業マンは、目の前にいる見込み客に
商品を売る方法については、かなり教えられてきた。
商品知識をつけ、セールストークを覚え、
そして、顧客から信頼されるように人格を磨いてきた。
しかしトップセールスマンも、
目の前で話を聞いてくれる見込み客がいなければ
その能力を発揮できない。
かつては商品を求める人が多かったので、
比較的、カンタンに見込み客が見つかった。
これは過去の遺物である。
たが、今は「モノは欲しくない」と誰もが言う時代。
目の前から見込み客が消えてしまっているのですよ?
こういう時代になって、
営業マンは、どのようにすれば、
顧客が捕まえられるのかわからない。
そして、孤独に悩んでいる。
「見込み客がいない状況で、
どのように営業すればいいのか」については、
なかなか具体的に教えてくれないからである。
1つめの理由に関しては、ここまでといたします。