「目の前にお客がいれば」・・・。
なんとか商売は成り立つ。契約させられるね。」
こう豪語する事業主やセールスマンは、数多くいるんです。
そんな話は、そんな時代は、もう石器時代の話です。
目の前に客がいる時代は、過去の遺物なんです。
どの業界も、どの商材も、勝手に人が買いに来ることは、殆どありません。
商品やサービスは、星の数ほどあふれかえっているのに、
お客の財布のヒモは、どんどん硬くなっているんですよ。
我々は不況を相手にしているのです。
黙っていても、商品を並べているだけで、新聞折込をだすだけで、
お客が増え続けるなんていうことは、
中小・個人事業主には、殆どありません。
数少ないお客を呼ぶために、高い広告費用をかけていては、
毎回、赤字が増えるだけです。
お客自身は、
「セールスマンに聞かなくても、
自分のほしいものや必要なものは、自分でわかる」と思っています。
モノのない時代ならまだしも、今のお客は、
とっくにセールスマンの話を聞かなくなっています。
現在、目の前にお客がいる状況を作り出すこと自体、
セールスマンの話を聞いてみたいという人を見つけ出すこと自体、
かなり困難になっているわけです。
例えば、弁護士・会計士・税理士・社会保険労務士・・・、
などの先生と呼ばれる職業でも。
せっかく苦労してとられた国家資格がいくらあっても、
座していてお客が集まる時代ではなくなったのが、現実なのです。
自分で集めなくては集まりません。
祈っても、瞑想をしたとしてもお客は来ませんし、
儲かりもしないのは、貴方が一番知っている事実なのです。
どの業種、どのビジネスでも、このままでは景気回復どころか、
ますます深刻な事態になっていくのではないでしょうか?
実は商売は、商品やサービスが弱くても、
お客さえいれば出来ることなんですね。
言い方を変えると、お客さえいれば、
どんな商売も成立してしまうわけです。
一番にすべきことは客を集めること。
集客を効果的に行うことだったんです。
でも「大変だ。大変だ〜。」と嘆く必要はありません。
実は、集客は"科学"であり、
予測可能な、柔軟にコントロールできる、
ひとつのシステムだったのです。